「約束だよ!絶対、会いに来てね!」

 「あぁ」

 「絶対ね…!」

 「わかったから、泣くな」

 「ぅ…だ…だって…」

 「俺は約束は破らねぇ。だから…笑ってくれ…」

 「う…うん!行ってらっしゃい!私、いつまでもココで待ってるから!」

 「あぁ。行って来る。」















 「夢……。なんだろう…今日はなんだか、
 ユウに会える気がする…………?…!?」









 久しぶりに来た日本。そして久しぶりに来た…あいつが待っているの街…
 だかそこはもう街の原形をとどめていなかった…
 すべてアクマの仕業…
 そしてアクマと戦った俺の仕業…



 「……!!」


 神田は必死にという名の少女を呼んだ。
 こんな状態で生きているはずなんてないのはわかっていたけど、それでもいると信じて…


 「!」


 神田が真っ先に来たのは彼女の家があったであろう場所…


 「!??」


 瓦礫の間から不自然な光がもれていた…瓦礫をどけてみると


 「!?」

 「………ユ…ウ?久しぶりだね…。会いに…来てくれたんだ。」


 そこには、探していた少女が座っていた。もちろん生きている


 「あぁ。それより、大丈夫か!怪我は?」

 「うん。大丈夫。この子が護ってくれたの」

 「?」

 「朝起きて、窓の外を見たら、変な化け物がたくさんいて…
 気付いたらこんな状態。でもこの子が、私を包んでくれたの」


 そこには光を放った人形…


 「これは…」

 「覚えてる?昔ユウが私にプレゼントしてくれた兎の人形だよ。
 私、ユウに助けられたんだね」


 少女は幸せそうに言った。


 「それ、ちょっといいか?」

 「中にあるものが見たいんでしょ?たぶん」

 「…あぁ。そうだ」

 「ちょっとまって、今取り出すから。
 綺麗なんだ〜。結晶みたいで………はい。」


 そして彼女から渡されたものは…


 「イノセンスだ…」

 「イノ…センス?」

 「あぁ。………これがを護ったってことは…適合者…か…」

 「ユウ?」

 「、これからは俺と一緒にいられるぜ」

 「え?本当?」

 「あぁ。がこのイノセンスの適合者ならな」

 「その…確率は?」

 「俺は100%だと思ってる」


 自信満々に言うユウ


 「じゃあそれを信じる!」

 「さ、行くか。俺らのホームに。ココにはもう用はない。」

 「うん!!………ぁ、ユウ!」

 「何だ?」

 「約束。守ってくれてありがとう」

 「当然だ」

 「これからは、ずっと一緒なんだね」

 「あぁ」

 「じゃあ今度は、ずっと一緒にいてくれる約束をしよ」

 「約束好きだな」

 「守ってくれる?」

 「そんなこと決まってるだろう。俺は約束は破らねぇ」

 「大好きだよ。ユウ」

 「俺もだ…」


 二人は手を繋いで歩き始めた





〜〜〜〜〜コメント〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

約束……約束……約束?
なんか無理やり約束付け足してる感じだ〜
難しいね〜

07/05/04