「何でラビはいつもヘラヘラ笑ってるの?」

 「ヘラヘラって…アホみたいな言い方やめるさ…」

 「……教えてよ…笑い方」

 「え?」






 「うまく…笑えないんだ…」






 「…」



 今日はお互い任務がないらしく、ラビがの部屋へ遊びに来ている。



 「どうやったら笑えるの?」

 「どうやったらって…」

 「私、笑ったことないから…泣いたことしかないから…わからない」

 「……」



 確かにラビはの笑ったところを見たことがなかった…


 「笑いたいと思ったことはある…でも…」

 「笑うなんてこと、やろうとしてすることじゃないさ」

 「…?」

 「自然になるんさ。そういうのは」

 「じゃあ何でラビはいつも笑ったような顔をしてるの?」

 「幸せだからさ!」

 「幸せ?」

 「そうさ!といて幸せだからさ!」

 「…そんなことで…笑えるの?」

 「そんなことってひでぇーな…」

 「……」

 「笑うってさ、嬉しいときとか…楽しいときとか、
 幸せな時とかに自然に出るもんなんさ」

 「そんなことがあっても、笑えなかった…私は」

 「笑う感覚なんて人それぞれさ。
 特には複雑な過去を背負ってるんだからな」

 「……」

 「けど、そのうち絶対笑える時がくるさ!」

 「!?」

 「の初めての笑顔は、俺がしっかり見といてやるさ!」


 「ぁ…ありがとう…ラビ」


 「!……どういたしましてさ!」


 そのときが初めての笑顔を見せた。
 けどあえてそれは言ってあげない。
 自分で気付かないと、意味がないから。




〜〜〜〜〜コメント〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

何だコレ…;;まあいいか…
私は結構意味もなくヘラヘラ笑っちょります。
アホなんで;;
きっと毎日が幸せなんだね。。(なんじゃそりゃ…)

ちなみにこれは、友達以上恋人未満っぽい関係ってことで…;;

07/05/04